卓球シューズには大きく分けて二種類あります。
まずは、素足に近い感覚で履けるタイプです。
ものすごく軽く作られているので、フットワークを重視する方はこちらを選ぶと良いです。
次にクッション性の良いシューズですが、先に説明したものよりも重くはなりますが、足への負担が少なくなるというメリットがあります。
プレースタイルや好みによっても違ってくるため、一概にどちらが優れているとは言えませんが、少なくとも実際にお店に行き、履いてみることをお勧めします。
間違っても高いから、みんなが持ってるからという理由で選ばないようにして下さい。
自分に合わないものは怪我の元です。
どちらを選ぶにしても、滑らない、ということが最も重要になります。
試合で左右に振られるたびに踏ん張れないようでは、勝敗に影響してしまうからです。
ちなみに、体育館シューズでも大会には出られるので、初心者の方は、上達してから卓球専用を揃えても、遅くはありません。
屋内でやる卓球で使われるシューズは、野外スポーツに比べると汚れにくいので、柔らかい布で軽く水拭きをする程度で良いです。
それでも落ちない時は、十分に水で湿らせた後、シューズ用のシャンプーをつけて洗うのですが、この時の注意点は、洗剤をつけたまま長時間放置してしまわないことです。
すすぎ洗いをしたら、白いタオルなどを中に入れておきます。
これは水分を取るのと同時に、型崩れを防ぐためです。
そして、できるだけ風通しの良い涼しい日陰などに干しておきます。
次に差し込み式の中敷ですが、こちらも洗濯はしません。
ただ、臭いが気になる場合は、水道水で流し洗いをします。
毛の硬いブラシや、手などで乱暴にやらないように気をつけなければなりません。
ドライヤーや乾燥機なども、布地を痛める原因となってしまうので、急いで乾かす必要がある場合を除き、できるだけ使用は控えます。
卓球シューズは、わずかでも形状が変化してしまうと違和感があり、プレーに集中できなくなることもあるので、普段から大切に扱うことを心がけておきます。